【三平方の定理③】基本問題をやって使ってみよう
今回のテーマは【三平方の定理を使ってみよう】です。
①基本の問題
②三角定規の辺の長さの比
(1)45°、45°、90°の直角二等辺三角形
底辺を√2倍すると斜辺が求められる。 底辺:斜辺=1:√2
斜辺の長さをxとおいて確かめましょう。
(2)30°、60°、90°の直角三角形
短い辺を2倍すると斜辺、√3倍すると高さ 短辺:斜辺:高さ=1:2:√3
高さをAD=xとおいて確かめましょう。
(例題)次の図で、x、yを求めましょう。
(1)
(2)
(1)斜辺ACは底辺ABを√2倍すれば求められるから
x=5×√2=5√2cm
(*比例式を立てて計算する方法)
AB:AC=1:√2だから 5:x=1:√2 が成り立つ。
比例式の計算は、内側の値と外側の値をそれぞれかけ算するから
x×1=5×√2 より x=5√2cm
(2)短辺BCを2倍すると斜辺ABが求められるから x×2=6
すなわち x=6÷2=3cm
また、BCを√3倍すると高さACが求められるから x×√3=y
x=3だから y=3×√3=3√3cm
(問題3)下の図は、1組の三角定規を並べて作った図形です。
AC=12cmのとき、他の辺の長さを求めましょう。
問題1~3の解答は次回です。