誰でもわかる分数【タイル図を使って考えよう】④分数×分数
今回は、分数×分数の計算を、タイル図で考えます。
【1Lで、1と2/5㎡を塗るペンキがあります。
これの、2と1/4L分では、何㎡塗れますか。】
1L分の塗れる面積がわかっていて、そこから必要な分を求めるので
かけ算すればよいです。
①1L分で、1と2/5㎡塗れる(青の部分)
②それを、2と1/4L分まで広げる(灰色の部分)
③帯分数は仮分数になおす
縦は5等分、横は4等分して考える
④左端の縦1列分(紫の部分)が(7/5)÷4を表している
つまり、(7/5)÷4が9個分で、(7/5)÷4×9と等しくなる。
この計算の仕方は、【分数÷整数】は、わる整数を分母にかけ
【分数×整数】は、かける整数を分子にかければよかった。
つまり、(7×9)/(5×4)=63/20となることがわかる。
実際、大きさ1のタイルを20個に分けたものが、63個あることが
図からわかる。
なお、63/20は帯分数では3と3/20である。