紙飛行機を折りながらルートになじむ
今回は紙飛行機を折りながら
ルート(平方根)になじみましょう。
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A版、B版どちらでもいいので
紙を3枚用意してください。(写真はA4版)
A版、B版は共に
短い辺と長い辺の長さの比が1:√2になっています。
(この1:√2は「白銀比」とよばれています。
一方「黄金比」は1:(1+√5)/2 約1:1.61・・・
いずれも建築やデザインなどで有名です 調べればたくさん出てきます)
辺の比が1:√2ということは
斜めに一度折って
その斜辺と長い方の辺を折って重ねられるということです。
また、A版、B版はそれぞれ
紙を長い辺の半分で切っても
同じ比の長方形(相似)になるように定められています。
それは、A4の紙を半分にして(つまりA5にして)も
同じことができるということです。
2枚目の紙でやってみましょう。
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さて、3枚目の紙で、紙飛行機を折りましょう。
安定した形で、よく飛びそうです。
〈♪♩飛ばす時間♩♪〉 *周りに気をつけてくださいね
この紙飛行機をもう一度開いて
辺の長さや角の大きさを調べてみましょう。
ここからは図で説明します。
図1
長い辺を半分にした長さを1とします。
すると、縦の長さが√2ということです。
では、問題を出しますので、次回までに考えてください。
【問題】(1)図1の線分DHの長さを求めてください。
(2)折り目の角1つ分は何度でしょうか。